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Athlon II は、AMDのK10 マイクロアーキテクチャ の マイクロプロセッサ 。 == 概要 == Athlon II は Phenom II をベースに作られているが、L3 キャッシュを搭載していない 〔ただしX4 620とX4 630にはPropusコアプロセスではなくL3キャッシュが搭載されている (無効化されている) Deneb コアのプロセスで製造されている製品が混在していると、当時 AMD 日本マーケティング本部に在籍していた 「兄貴」 のブログにも記されていた。 ちなみに、Deneb コア Athlon II の流通量や仕向け地は公表されておらず、また、もし Deneb コアが見つかったとしても、この L3 キャッシュの有効化はできないともアナウンスされている。〕 。 そのため、同周波数の Phenom II より処理能力は低下するものの、発熱と消費電力が軽減されている。 Athlon II では、デュアルコア CPU の Athlon II X2 の他、Athlon ブランド初となるクアッドコア CPU の Athlon II X4、トリプルコア CPU の Athlon II X3 が発表・発売されている。 そのほか、Fusion APUのコアからGPUを無効化した、Socket FM1版のAthlon IIやSocket FM2版のAthlonが存在する。Fusion APUと異なりGPUが搭載されていないため、使用するにはSocket FM1(またはSocket FM2)のマザーボードにビデオカードが必須となり、マザーボード上のモニター接続端子は使用できない。Athlonの名を冠しており、モデルナンバーもPropusコア製品からの続番だが、内部構造は大幅に異なる別のCPUといえる。 また、Athlon II の名を冠するモバイル向けプロセッサとして Athlon II Dual-Core Processors for Notebook PCs がある。 モバイル向けプロセッサに関しては Turion II の項を参照のこと。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Athlon II」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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